新制度のグリーン部会が令和3年に発足して本年度で5年目を迎えます。発足以来、表題の花壇には春には比較的世話のかからないシバザクラを、夏秋にはコキアを基本に育ててきましたが、湧くように生える雑草には勝てず、地下の樹木の根っこ?によって栄養が吸い取られ、花は手入れの甲斐なくよく育たない。特に、今春は雑草のカラスノエンドウの猛威に晒され、芝桜の花数も少なく大きく後退したようです。残念!
少ないマンパワーではこの広い花壇の維持は難しく、花壇の規模を縮小し、一部を写真のように、高麗芝に戻すことに決めました。(写真1)
/写真1 寺田センターバス停へ向かう舗道の花壇 ジャーマンアイリスとシバザクラの半分を残し、その間に高麗芝を張る

そして、花が良く育つように、花壇を掘り起こし、一部耕して見たところ、花壇の地下は体積(嵩)比で土の1/2が大量の根っこで占められていた!(写真2)。 この根っこはどの樹木のものだろうか。花壇の東側と南側の数メートル先に2本の巨木のケヤキがありその他数本の中木がある。東と南の両側とも崖になっているので根はそちらには伸びられず、どうしても花壇に向かうことになる。花壇に根っこが多いことが頷ける。
/写真2 花壇の一部から掘り起こした公園の樹木の大量の根っこ

樹の根だらけの浅い表土では花は育たない訳だ、と納得した次第です。 今年は、体力と根気のいる作業ですが、縮小した花壇内の根切りと除草を徹底し、花が育つ土壌作りに精進したいと思う。
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